TOPICS

2024/11/17 09:16

ブラジル オーロ・ヴェルデ パルプドナチュラル

生産地:ブラジル バイーア州 ピアタン シャパーダディアマンティナ
品種:カトゥアイ
標高:1260-1320m
農園名:オーロ・ヴェルデ農園
フレーバー:フローラル、レッドアップル、ネクタリン、オレンジ、ブラウンシュガー、ラウンドマウスフィール、ウェルバランス

託された最高の農園

オウロ・ヴェルデ農園は、バイーア州ピアタンのシャパーダディアマンティナの標高1300mほど平均気温が2〜17℃ととりわけ変動の大きなエリアに位置しています。オウロ・ヴェルジ農園は、もともと彼の義父であるアントニオ・リグノ氏の農園でしたが、90年代の終わりにカンディド氏に託された農園です。アントニオ・リグノ氏は、バイーアで非凡なコーヒー生産者として名を馳せるサンジュダス・タデウ農園を運営するスペシャリストです。


家族で分かち合った最高の瞬間

そんなアントニオ氏から、コーヒーのいろはを教わり、ピアタンの地利を活かした伝統的で高品質なコーヒーの生産を始めました。そして、2014年末に開かれたCOEブラジルEarly Harvest 100回記念大会では、1位は義兄弟のカンディド氏が営むオウロ・ヴェルデ農園、2位は義父のアントニオ氏のサンジュダス・タデウ農園、3位は兄妹であるゾラさんのティジュコ農園が獲得というファミリーの特別なエピソードになりました。 バイーア州のコーヒー生産は、他のブラジルコーヒーの生産と大きく違う点があります。1つは、ブラジル国内のコーヒー生産地の中でも標高が最も高く、1300m〜1400mに至るバイーア州の環境。そして、ブラジルでは珍しい伝統的な手作業での収穫です。こうした地域性に加え、この地区特有の朝の霧が、コーヒーに明るく甘みを帯びたアイディティを吹き込みます。


カンディド氏の目指すコーヒー

また『環境への配慮』が、カンディド氏の永遠のテーマです。常に、使用する農薬肥料やコーヒーの周辺に植える木々、廃棄方法などの技術的指導を受け、これまでも度重なる改善してきました。そして、『素晴らしいケアが、高品質なコーヒーを生み出す』とカンディド氏は言います。生産処理方法や収穫などに注目が集まることが多い中で、それだけでなく土壌の適切な管理、苗木の育成、生産処理後の保管など、多くの工程に気を使う事でより完璧なコーヒー生産を目指しています。 常に新しい生産技術に注視するカンディド氏。義父が希望を込めて託してくれたこの農園で最高のコーヒーを生産したいと強く願い、努力を続けています。