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2024/02/27 11:56

 ケニア エンブ シンバ AB TOP(Kenya Embu Sinba AB TOP)

ミルキーでキャラメルのような甘さのあるコーヒー。カシスのような酸味が特徴的な仕上がりになりました。
深煎りにしても美味しいですが、今回ももちろん浅煎りでお届けしています。


生産地:ケニア エンブ
農園: Gichugu Coffee Factory
標高:1,680m
生産処理:ウォッシュド


シンバ=ライオン

このコーヒーの名前である「シンバ」は、現地の言葉で「ライオン」を意味します。
ケニアには国立公園、国立保護区、動物保護区が59か所も存在し、世界でも有数の野生のライオンが生息する国。サバンナの頂点に立つその姿は強さの象徴として、世界中のモチーフとなっています。
しかしながらそのライオンも気候変動によって餌となる動物減少などによって、生息数の減少が確認されています。ケニアのコーヒー農家は、その壮大な大自然の恵みに感謝し、コーヒーの生産を通じて(植木や土壌保全・保護地区の確保等)、少しでも環境改善・保全の一環になればと、日々農作業を行っています。そんな肥沃なケニアの大地が生む、ライオンのような力強い味わいをお楽しみください。



ギチュグ コーヒー ファクトリー

シンバ AB TOPは毎年ケニアで収穫される数あるロットから、力強いボディとカシス感があるコーヒーを選定して商品化されています。
今回のクロップではケニア山のふもと、エンブに位置するGichugu(ギチュグ) Coffee Factoryからのロットをご紹介いたします。
ギチュグコーヒーファクトリーは、1970年代初頭に操業を開始し、近隣のカンヴィブ、ギチュグ、マニャッタの村の生産者さんが育てたチェリーを集め精製を行っています。精製はケニア式と呼ばれる精製方法。チェリーは果肉を除去された後、カナルと呼ばれる水で綺麗に洗浄され、アフリカンベッドで7~15日間かけて乾燥が行われています。この精製方法は多くの水をしますが、使用した水はそのまま排出せず、浄化層に一旦貯められ、微生物の力を使用して浄化し、環境に影響がない状態にしてから排出しています。またファクトリーでは周辺農家さんにシェードツリーの植樹を推奨しており、バナナやマカダミアナッツ、豆類など様々な植物が植えられ、コーヒーの生育を助ける働きをしています。